国内外コンテストの歴史
台風の風が収まったと思ったら、急に強めの風が吹き出しました。
今日はほとんど無線はQRT状態でした。風でアンテナがまた回り始めました。伸縮ポールのつなぎ目が回ったのが原因ですが、締め付けても風で回ってしまいます。
夕方遅くなってこの締め付けの作業を行いました。やはりミニタワーと伸縮ポールの組み合わせは難しいです。
さて、フィールドデーも終わりましたが、国内外のコンテストにどのような歴史があったのか興味がわき、AI君にまとめてもらいました。
ARRL DX Contestはすでに1930年代には始まっていたようで、そんなに古くからあったとは知りませんでした。あと数年でコンテストも1世紀を迎え、現在では「ラジオスポーツ」として認識されているようです。なおJARL主催のコンテストは1950年代後半から1960年代初頭にかけて始まったとされています。これは、1950年に電波法が施行され、アマチュア無線が法的に認められたことを受けて、組織的な活動が活発化した時期との事です。
特に代表的な「ALL JAコンテスト」は、1960年代に開始されたようです。
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国外のアマチュア無線コンテストの歴史
初期の発展(1900年代初頭〜)
1901年:マルコーニが大西洋横断通信に成功し、無線通信の可能性が広がる。
1912年:米国でARRL(American Radio Relay League)が設立。アマチュア無線家の組織化が始まる。
1925年:IARU(International Amateur Radio Union)がパリで設立され、国際的な連携が始まる。
コンテスト文化の形成(1930年代〜)
ARRLが主催するARRL DX Contestなどが登場し、交信技術の向上と国際交流を目的とした競技が始まる。
CQ World Wide DX Contest(WWDX)は、世界最大級のコンテストとして知られ、世界中の局が参加。
現代の特徴
電子ログ提出が主流になり、審査の精度が向上。
コンテストは「ラジオスポーツ」として認識され、戦略・技術・体力が問われる競技へと進化。
🗾 日本国内のアマチュア無線コンテストの歴史
創成期(1920年代〜1950年代)
1926年:JARL(日本アマチュア無線連盟)が設立され、国内のアマチュア無線活動が組織化。
1950年:電波法の公布により、正式に「アマチュア局」が法的に認められる。
コンテストの普及(1970年代〜)
JARL主催の主要コンテストが定着:
ALL JAコンテスト(4月)
6m AND DOWNコンテスト(7月)
フィールドデーコンテスト(8月)
全市全郡コンテスト(10月)
地域・クラブ主催の多様化
地方本部やクラブ局によるローカルコンテスト(通称「ロカコン」)が多数開催。
2時間程度の短時間型から1週間以上の長期型まで、形式は多様。
現代の動向
電子ログ提出が標準化(JARLでは2014年から原則電子提出)。
コンテスト規約の改定や新種目の追加が進み、より多様な参加スタイルが可能に。
QSOパーティーなど、得点を競わない交流型イベントも人気。
🏆 主な国際コンテスト(日本から参加可能)
| コンテスト名 | 特徴 |
|---|---|
| ALL ASIAN DX | アジア局と世界の交信が得点対象 |
| CQ WW DX | 世界最大級、全バンド対象 |
| CQ WPX | コールサインのプリフィックスがマルチ |
| IARU HF Championship | 各国の本部局が登場 |
| Japan International DX | 日本局と世界局の交信が得点対象 |

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