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FreeDVの音声品質評価について

**** 修正/追記  2026年9月8日 18:30 ****  FreeDVの音声品質評価について、FreeDV同好会でも話題になったので、少し調べた結果を以下に参考として記します。 FreeDVのようなインターネットを使用しないピアtoピアの電波伝搬による通信はデコード限界付近におけるデジタルクリフの問題を、客観的な音声品質評価評価としてどうとらえるかが課題となります。 FreeDVの客観的な音声品質評価としては、RADE1/RADE2/SSBですでに評価されたものとして以下の AWGN(Additive White Gaussian Noise)とMPP(MultiPoint Poor)などによる方法があります。実測定はWER(Word Error Rate)が使われたようです。 以下のURLを参照ください。 https://freedv.org/david-july-2026-wer-curves-v2-c-port-tuning-verification/ MPPは簡単にいうと、HF通信で起こる厳しい選択性フェージングを人工的に再現した試験用チャンネルの意味のようです。 参考以下URLは  https://arxiv.org/html/2505.06671v2?utm_source=chatgpt.com ただしこの論文はRADE1のあくまでも論理的な説明のようでRADE1の実装が実際にどうなのかは不明です。 AIによるこの論文の関連部分の日本語要約をこの文章の最後に入れています。 なお、AWGN(Additive White Gaussian Noise: 加法性白色ガウス雑音) 曲線とは、フェージングや混信がない状態で、信号にランダムな雑音だけを加えたときの通信性能を表す曲線です。  AWGN曲線=雑音だけを加えた基本性能 MPP曲線=雑音とHF特有のフェージングを加えた性能 ただしWERには課題があると思います。その一つはWERは言語による違いがあることです。 RADE1の学習では日本語を含む多言語・方言(約205時間、 900人以上の話者、 34の言語・方言、 4秒単位に分割)で学習された(RADE1の時?)と書かれていますが、学習時間などやWERが適正であるかなどは、やはり検証が必要になるかと思いました。 次に  https:...

JP1LRT局のWSJT-X3.1改造版を試用(その1)

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 JP1LRT局より、以前のブログ(WSJT-X3.2.0)の投稿に、以下のコメントいただきました。 「3.1ベースですが改造版をリリースしています 試用してみていただけると幸いです https://github.com/jp1lrt/wsjtx-avelag/blob/main/README_ja.md  」 ということで、さっそくインストール(ZIPファイルの解凍です)してみました。 https://github.com/jp1lrt/wsjtx-avelag/releases/tag/20260901A-REB522-P6 より、まずStandard edition(従来のWSJTのルック&フィール) WSJT-X_20260901A-REB522-P6_win64.zip をダウンロードして解凍して、Cドライブにフォルダごと移しました。 C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\WSJT-Xにある wsjt_log.adi を C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\WSJT-X_ORG2025OCT10 のディレクトリにコピーしておきます。 私はJTAlert2を使っているので、JTAlert2のSetting→Manage Settinsより改造版をAuto-Startにwsjt-xの代わりに有効にして、立ち上げてみました。 通常に表示がされました。少し使って見たいと思います。 なお、設定は WSJT-X_Improved_JP1LRT_User_Guide_JA_1_9.docx にあるようです。 良く読んでから設定した方が良さそうです。

RadioberryとJUICEをThetis RADEで使う(その2)

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  昨日のブログ の続編です。 受信のみ確認したい場合:一旦 PCの電源を切った後の作業や設定(この例ではFreeDV RADE1を受信)は以下のとおりです。 【電源・アプリの立ち上げ】 RadioberryのRXのコネクタにアンテナを取り付けます。 **注意** RXのコネクタはSMAコネクタメスです。M型への変換ケーブルは短い柔らかなSMAオス–M型メスの変換ケーブル(ピッグテール)を使うのが良いです。 JUICEのUSBケーブルをPCに接続してからPCの電源を立ち上げます。 次にradioberry-juice016.exeを起動します。黒のコマンド画面が立ち上がるのを確認します。 コマンド画面が図のようになっていればOKです。 注:途中で止まってしまう場合には、JUICEの電源を落とします。(PCを一旦切るか、USBケーブルを外して10秒程度待ちます) 次にThetis-RADE(Thetis v2.10.3.32 x64) を立ち上げます。 【Thetis-RADEの設定】 SetupのGeneral→H/W Select と Audio設定は前のブログのとおりです。 とりあえずここではFreeDV RADE1の受信設定をします。 Setup→DSPタブ→RADEタブ で左図の例を参考に入力します。 **注意** Setup→Audioタブ→VAC1タブのEnable VAC1が他のSetupをしたりPower On/Offするとすぐにチェックがはずれるようです。 要注意です 【Thetis-RADEの実行】 メイン画面の設定例です。 左上のパワーオンボタンをクリックします。 バンドを選んで、受信したい周波数を入力するか、バンドスコープで周波数を合わせる場合は赤線ではなく、背面をドラッグして周波数を移動します。 モードはRADE V1を選択します。 周波数10MHz未満(例:40m7MHz )のFreeDV RADE1の場合には、モードはDIGLを選びます。 帯域はVar1としてLow -2900, High -100を選択します。30m(10MHz)以上の場合にはモードはDIGUを選択します。帯域はLow100 High 2900とします。 以上でRADE V1がデコード出来たら成功です。 Radioberryはやはり受信感度が通常のリグに比べて...

RadioberryとJUICEをThetis RADEで使う(その1)

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 *** 9/4更新しました *** Radioberry(超小型の送受信基板)とRadioberry juice(RadioberryのPCの間のI/F基板)との組み合わせでSDRで遊んでみました。 Radioberry juice(以下JUICEとします)はRadioberryを上に乗せてPCとUSBで接続できます。 今回 Thetis-RADEを使ってFreeDV RADEを使って見たかったので、ラズパイの代わりにJUICEを使用しました。 写真の上がRadioberryで下がJUICEです。 Radioberryはピギーバック(ハット)でJUICEの上にGPIOで接続します。 なおRadioberryはアマゾンでは今手に入らずAliEpressで1万5千円程度で手に入れました。注文してから約1週間で届きました。 JUICEはアマゾンで1万1千円程度でした。 【注意】 Radioberryには異なるバージョン(異なるFPGAチップ)が存在します。 Cyclone10CL16 と 10CL025です。確認方法はRadioberry の裏側にあるラベルを確認します。 (ラベルのない場合はFPGAのチップ番号を確認するしかありませんが、私の場合ヒートシンクが張り付けられており確認ができませんでした。) 私の場合 AliExpressより購入したものは古い10CL16でした。 JUICE 10CL025の場合はダウンロードするファームが異なるので要注意です。 【FT_Progによる確認手順】 **私がAmazonで購入したものはファームはきちんと書かれたものでしたので、この手順は省略できるかも知れません** 次にFT_Progを以下のURLよりダウンロードし展開しWindowsPCにインストールします。 https://ftdichip.com/utilities/?utm_source=chatgpt.com Radioberryを取り付けない状態で、JUICEを付属のUSBケーブルでPCと接続しFT_Progを立ち上げます。 メニュー: Devices→Scans and Parseでデバイスを読み込みます。 画面を見ると、現在のJUICEのEEPROMはすでに以下のようになっています。 Chip Type: FT2232H Vendor ID:...

GridTracker2とJTAlertV2のコールサインデータベースの更新

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宇宙天気予報 によると地磁気攪乱や電離圏嵐はないようですが、 SSNは36 と低迷しているようです。 15mではSSNは低いですが、夜でもヨーロッパやアフリカ方向は見えています。(図) ところで GridTracker2 が9月1日にアップデートされV2.260901.1となっていました。 GridTrackerは自動アップデートされるので手間いらずです。変更はごくマイナーなものです。 なお、 CARTO(カルト) とはクラウドベースの地図/ロケーションインテリジェンスサービスのようです。 ------------------------ 変更履歴 -------------------- マップ    CARTO Maps APIキーの問題を修正 交信リスト           VUCC_GRIDSを交信済み/確認済みグリッドに追加 ------------------------------------------------------  また JTAlert のコールサインデータベースも同日更新されていましのでアップデートしました。 *** 赤字をクリックすると関連リンクが開きます ***

ハムフェア2026 FreeDVブースサポート

8月29日ハムフェア2026でFreeDVのブースでサブスタッフをしました。 私自身ブースでのサポートは初めてでしたが大変良い経験になりました。 ブースではFreeDVの音声実演などを行い、大変多くの方に来ブースいただきました。 私が説明を差し上げたのは15名ほどでしたが、FreeDVをやってみたことがあるが2名、FT8はやっている6名、FreeDVに興味があるが7名でした。 そのほかには、オーストラリアからFreeDVの先駆者のひとりであるVK2TLQ Qunnyさんに来ブースいただきました。 あとW(アメリカ合衆国)の方に話を伺いましたが、FreeDVは知っているがポピュラーではないとの事でした。 同じくDK(ドイツ)からの来場者の方もヨーロッパではそれほど知られていないようで、盛んではないとの事です。 またアフリカのマラウイからのヤングDXer 7Q6UJ(Jereさん)にもブース前で話を聞きましたが、FreeDVモードについては知らないとの事でした。彼は今年11月16日から12月4日まで行われるVK9XY(Christmas Island2026: https://vk9xy2026.com/  )でのDX Peditionでの YOTA (Youngstars on the air: https://www.ham-yota.com/ )メンバーの一人との話でした。ちなみにYOTA JapanのHPは http://jouban.jp/yota-ja/ です(最近ほとんど更新されてないようですが、、) そのうちにDX PeditionなどのモードにFreeDVが加わる日もあるかも知れないと思いました。 また、今後YOTAとも連携して若いHAMの方にFreeDVを普及させる事も考えられるかと思いました。 (FT8をやられている方には)ソフトをダウンロード( https://freedv.org/download/ )すれば無償で使える事をお伝えし敷居が低くFreeDVが出来て、毎日 16時からJA1MEI局がキー局となって7MHzでオペレーションしておりReporterを見れば送信周波数が分かることなどをお知らせしました。

iPhoneでFreeDV(ビルド10でマイクゲインが改善!)

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**追記: 9月6日現在のビルドは16(Ver.1.1)です。** 以前の投稿で、FreeDVのiPhoneアプリRADE-Decode(Ver.1.1 ビルド8)でマイクゲインが上がらない問題があるとの内容( https://jk1gpc.blogspot.com/2026/08/iphone-freedv.html )でしたが、本日確認するとVer.1.1(10) ビルド10がリリースされておりました。 ビルド10(ビルド9以降?)では送信マイクゲインが上げられる ようになっておりました。 以下設定を更新しました。 -------------------------------  注意事項 -------------------------------------- *PTTは動作するが音声送信できない場合は、マイクゲインが低いことが原因のことがあります。 RADE-Decode(Ver.1.1 ビルド10)ではマイクゲインが可変で上げられるように改善されていました。 前のブログでは、IC-705のメニュ→セット→外部端子→変調入力→WLAN変調入力レベルを大きくする方法を記述しましたが、これは効果がないようです。訂正いたします。デフォルトに(50%)程度に戻しておいて下さい。 *IC-705のCI-VトランシーブはONにしておいた方が良いようです。(今後のアプリからの周波数などのコントロールのため) *IPhoneのこのアプリのビルドに更新する場合には、念のため一旦バックグラウンドで動いているアプリの削除を行ってこのアプリを再インストールして下さい。また、アプリ起動時も他のタスクはすべて消して(下からスワイプ)おいた方が良いと思います。 *このアプリはバックグラウンドでも動いているようです。Wifi環境から外れると、パケット(SIM)を使用するようです。パケット(SIM)を使用しない場合はアプリのタスクを消してください。使用中はiPhoneの一番上に赤丸が付きます。 また、iPhoneの画面がロックするとデコードが一時切れますが、バックグラウンドでは動いているようです。ロック解除すると復帰します。私はロックまでの時間を無制限(か5分)にしています。 *外出先などで遠隔運用操作する場合には、遠隔操作申請が必要です。 参照 https://www.tele...