EFHWアンテナとは? LWとはどう違う?
今日は台風の影響が出始めて久しぶりの雨の天気です。明日は時折激しい雨の予報です。
JRや私鉄は、明日の電車の遅れの可能性をアナウンスしていました。
さて空の状況は電離層嵐は静穏となったようですが、SSNは140台に下がり気味です。
各バンドで3C3W(Equatorial Guinea)が出ているようですが、見えるときもありますが、まだ取れていません。
DX Worldの3C3Wをみると、Vertical Antenna(3Band)とともにEFHWアンテナが使われているようです。
EFHWアンテナは知らなかったので調べてみると、End Fed Half Waveの略で「端給電半波長」と訳されるようです。
1/2波長のワイヤーをエレメントとしてその端点から給電するアンテナですが、いわゆるロングワイヤアンテナとの違いは以下のようです。
ロングワイヤアンテナ:波長に関係なく「適当な長さ」のワイヤーを使い、インピーダンス整合によって運用します。波長との同調は取れていないため、チューナーやUNUN(例:9:1)が必要。設置が簡単で、マルチバンド運用にも対応しやすいのが魅力。EFHWアンテナ:
名前の通り半波長の長さを持つワイヤーを端から給電するタイプ。波長に対して同調しているため、電圧最大・電流最小の給電点となり、非常に高いインピーダンスになる。整合回路(例:49:1トランス)を使ってリグと整合させる必要があるが効率が高く、基本周波数の倍数でも運用可能。
特徴 | ロングワイヤアンテナ (LW) | EFHWアンテナ |
---|---|---|
エレメント長 | ランダム(波長と無関係) | 半波長(λ/2) |
同調性 | 非同調(波長と一致しない) | 同調(波長と一致) |
給電点インピーダンス | 高いが不定 | 非常に高い(数kΩ) |
チューナーの必要性 | 必須(9:1 UNUNなど) | 必須(変換トランスやマッチング回路) |
マルチバンド対応 | 波長の整数倍で近似整合 | 基本周波数の整数倍で運用可能 |
利用目的 | 柔軟性重視・設置簡易 | 効率重視・特定バンド中心 |
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