iPhoneでFT8ができるというアプリ「iFTx」を試してみました!
今日は春のお彼岸の中日で気温はあまり上がりませんが、日が差して穏やかな一日でした。
さて、HAM World5月号に載っていたFT8/FT4をPCの代わりにiPhoneを使うというアプリ「iFTx」を早速試してみました。(手持ちのiPhoneのiOSは18.3.2です)App Storeからアプリを探すとiFTxのバージョンは1.5で4か月前に更新されています。アプリは有料で300円(サブスクではなくワンタイム)です。移動運用にまあこのくらいだったらいいかと思い購入しました。アプリのヘルプには簡単なリグとの接続方法(3種類)の説明とアプリの設定が載っていますが、リグとの接続について詳しい説明はありません。検索してもこのヘルプと同じ内容しか載っていません。
ホームページのHomeのページもなくDocumentationには、この内容しかありません。
どうもスイスのアプリらしいことは分かりました。
*写真は、コールサインの部分はぼかしています。
リグとの接続(この投稿の最後に接続の日本語訳を記載しています)は、1番目のI/Fなしはすごいです。リグのスピーカとマイクのとなりでiPhoneのマイクとスピーカーでVOX運用!
これでは音を立てると音が送信されてしまいますHi。 "鉄の神経"が必要とは、、
2番目の専用ケーブル使用も基本VOX送信です。
3番目もアプリにリグの設定がなく、USB経由でコマンド(八重洲の CATコマンドやICOMのCI-V)を使っている訳ではなくVOX使用のようです。
HAM WorldでもリグのメニューでVOXを使用する方法が記載されています。
記事と同様に、アマゾンで「Lightning to USB 3 Camera Adapter」を同じ値段1,399円で購入(なんと 1,000円のアマゾンのクーポン付)して送信はともかく受信だけ試してみると、アプリの簡単な設定であっけないほど簡単に受信できました。(PCのあの設定はなんだったのかHi)
ちなみに接続1のケーブルなしでもやってみましたが、リグからのスピーカー音をiPhoneのマイクからかなり離してもちゃんとデコードしてくれます。300円でこれはすごい!
もちろん受信周波数はリグの手回しです。受信記録も出ますし、ログもADIFでだせるようです。
接続が単純ということは、WSJT-XやJTDXのような(リグ依存の)高度な送受信機能やコンパニオンソフトも使えない訳です。バージョンアップに期待ですが、、
送信はリグの設定があるので、また次の機会にしたいと思います。回り込みなど含めて移動運用に使えると面白いと思います。
あと画面が小さいので使うとしたら、ipadの方が良いかも知れません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下ホームページのドキュメント「リグとの接続」の日本語訳(機械翻訳を一部修正)
iPhone/iPad をトランシーバーに接続するには、いくつかのオプションがあります。
必要に合わせて最適なものを選択してください。
リグとの接続は以下の3種類です。
1.インターフェースなし: 携帯電話を無線機のスピーカーとマイクの横に置き、携帯電話の内蔵スピーカーとマイクを使用します。これには、VOX 対応の無線機と静かな環境 (および鉄の神経) が必要です。
2. 携帯電話のジャックとトランシーバーの間にカスタム ケーブルを作成します。携帯電話がヘッドセットに接続されていると認識されるように、電話側のマイク入力と接地の間に 2kΩ 抵抗があることを確認してください。これには、VOX 対応の無線機が必要です。
3. DigiLink Nano,Signalink などのデジタル モード インターフェースと、適切なケーブルまたはアダプター (Apple Lightning USB 3 Camera Adapter、または USB-C コネクタ付きの iPad 用の USB-C から mini/micro-USB へのケーブルなど) を使用します。iPhone または iPad が電源要件を満たしていることを確認します。
インターフェースによっては、VOX 対応の無線機が必要になる場合と、必要にならない場合があります。
コメント
コメントを投稿